ラットにおけるSanpoly-305の長期経餌投与試験
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Sanpoly-305を飼料中に100ppm, 1,000ppm, 2,500ppmの濃度で混入させ, 79週間ラットに投与した。動物は, 52週頃まではネズミ肺炎による一般状態悪化を除き, 著変を示さなかった。52週以降, 眼ヤニ, 動作緩慢等いわゆる老令ラットが示す症状を呈したが, 薬剤投与による特異的変化はなかった。体重, 摂餌量, 血液, 臨床化学的検査, および尿検査に対照と差はなかった。病理組織学的検査にも, この系統の同年令のラットが示す変化と異なる病変はなかった。腫瘍発生数とその種類には, 薬剤投与による特異的影響は見出せなかった。
- 日本トキシコロジー学会の論文
- 1976-01-15
著者
関連論文
- ビタミンB_1誘導体の抗コクシジウム作用
- 1, 2, 4-Triazoleの3位置換基のラットに対する甲状腺腫誘発作用の比較
- ラットにおけるSanpoly-305の長期経餌投与試験
- GB-94の実験動物に対する急性ならびに長期毒性試験
- CS-386の安全性試験実験動物に対する急性,亜急性ならびに慢性毒性試験
- CS-1170の安全性に関する研究-2-CS-1170の実験動物に対する生殖試験
- CS-1170の安全性に関する研究-1-各種実験動物による急性,亜急性ならびに慢性毒性試験
- CS-439(ACNU)の毒性試験
- CarbidopaおよびCarbidopa-L-DOPA配合剤の実験動物に対する急性ならびに長期毒性試験
- ビーグルにおける性周期にともなう血清脂質の変化
- イヌの非観血的血圧測定法--無麻酔犬における測定方法の確立
- 実験用犬の摂水量および尿量の連続測定装置の開発
- 実験用ビ-グル犬の行動の日内変動
- O-Acetoglycoloyl-S-furoylthiamineの研究 : (III)薬理学的性質
- ビタミンB_1リン酸エステルの研究 : (X)Thiamine monophosphate disulfideの実験動物胎仔におよぼす影響
- ビタミンB_1リン酸エステルの研究 : (IX)Thiamine monophosphate disulfideの毒性詩験
- 鶏におけるビタミンの研究 : I 雛のチアミン要求量とその生物学的作用
- トキシコキネティクスの有用性と問題点
- 一般薬理および亜急性毒性の検索 (新向精神薬,Oxazolazepamの薬理学的研究-1,2-)
- 中枢作用,ことに行動観察について (新向精神薬,Oxazolazepamの薬理学的研究-1,2-)
- 安全性の予測性 : 実験動物による安全性試験の面から
- Prediction to human from results of animals.5.Predictivity of safety.Safety test by laboratory animals.