超未熟児の小学2年時までの追跡調査の報告 : 発達検査・知能検査結果を中心に
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概要
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In this paper, we reported some major findings on an eight years'follow-up study of 18 extremely low birthweight children. First, we presented Wechsler Intelligence Scale for Children Revised(WISC-R)at age 8 years. Then, we reported the 8year longitudinal outcomes of the developmental and intelligence tests, as well as the Developmental Test of Visual Perception(DTVP). Based on the results of the VIQ and PIQ scores of WISC-R at age 8 years, there presented no problem with A group(VIQ and PIQ scores ≧85)while some problems were detected in B group(VIQ or PIQ scores <85). In B group(6 children), several findings are noteworthy. First, 3 of 6 children revealed a large discrepancy between VIQ and PIQ, which was detected among three-year-olds. Second, 6 children showed the PQ scores ≧82 of DTVP. Third, they also exhibited a rather "clumsy"behavioral pattern. Finally, they were also poor in verbal auditory comprehension. It was suggested that they have minor impairments of higher cortical function.
- 心理科学研究会の論文
- 1993-04-30
著者
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太田 令子
千葉県千葉リハビリテーションセンター
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大塚 恵美子
千葉県千葉リハビリテーションセンターリハビリテーション療法部心理発達科
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大塚 恵美子
千葉リハビリテーションセンター心理発達科
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大塚 恵美子
千葉県千葉リハビリテーションセンター
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杉田 克生
(非会員)千葉大学医学部小児科
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太田 令子
千葉リハビリテーションセンター心理発達科
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赤城 健夫
(非会員)千葉リハビリテーションセンター訓練治療部心理発達科
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大塚 恵美子
千葉リハビリテーションセンター 心理発達科
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