花粉培養由来の倍加半数体を用いた守口ダイコン F_1 雑種の作出
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概要
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花粉培養によって作出した倍加半数体系統を用いて守口ダイコンのF_1雑種を育成した.倍加半数体によってホモ接合体となった個体を維持するため, 開花3日前につぼみ授粉を行い自殖種子を得た.倍加半数体間のF_1採種についても同様にしてつぼみ授粉を行った.花粉培養由来の系統は根長, 根径, 草丈において著しく弱勢を示したが, 自殖後代間のF_1雑種では生長が回復し, 生育も揃い, 雑種強勢が認められた.これによりダイコンにおいても, 半数体育種の品種改良への有効性が示された.
- 園芸学会の論文
- 2002-03-15
著者
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