夏秋ギクの露地栽培におけるアンシミドール散布が花芽分化と開花,生育に及ぼす影響
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概要
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夏秋ギクの切り花を露地圃場で早期に採花するため,アンシミドール散布が生育と開花に及ぼす影響を調査した.'精霊'と'サマーイ***ー'の花芽分化は,アンシミドール1.0〜10mg・liter^<-1>散布区が0〜0.1mg・liter^<-1>散布区に比べ早かった.いずれの品種の発らいも,アンシミドールの0.1と1.0mg・liter^<-1>散布区が地区に比べ早かった.いずれの品種の開花も,アンシミドールの0.1〜1.0mg・liter^<-1>散布区が無散布区に比べ3〜10日早くなったが,切り花長が4〜6cm短くなった.アンシミドール10mg・liter^<-1>散布区では開花が抑制され,切り花長は大きく短縮された.以上より,夏秋ギクはアンシミドール0.1〜1.0mg・liter^<-1>の散布でややわい化するものの,開花を促進することが可能であった.
- 園芸学会の論文
- 2003-11-15
著者
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