資料提供に役立つ図書館づくりをめざして(その3) : 宇部高専図書館の歴史 : 学生の利用促進を図るための諸方策
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概要
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高専図書館を考える場合,高専全体をトータルとして検討する方法と,個別の図書館の検討を通して高専全体のイメージを考えていく方法とがあるが,この論文では,後者の方法によることとした.その理由は,全体を私が掌握する自信がないからであり,一方,個別,特に宇部高専の図書館には,私が1963 (昭和38)年から在職しており,実務の責任を務めてきた.そこから,宇部高専の事情は掴めているので,そこを通して高専図書館の発展を考えることとした.第1回では,閲覧室の資料の配置を通しての利用促進を考え,第2回では,本校の年間の運営方針の紹介を通して,利用促進を,さらに今回は,その利用促進方策を歴史的に眺めることとした.第1回,第2回で述べてきた宇部高専図書館は,どのような歩みの中で今が存在するようになったのであろうか.年表風に過去から現在へ歩みをたどって見ることとする.宇部高専の歴史,高専全体の歴史との関係は若干の基本的事項以外は今回は触れずに,宇部高専図書館単独の歴史としてまとめた.
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著者
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