資料提供に役立つ図書館づくりをめざして : 宇部高専の事例を通して考える(その1)
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概要
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高専図書館の振興の必要性は、各方面で認識されつつある。国立高等専門学校協会施設整備委員会の「高専図書館のあり方について」(1996年3月)、国立高等専門学校事務部長協議会図書館整備特別委員会の「国立高等専門学校図書館の整備充実について(報告)」(1995年3月)の作成、毎年関かれる全国図書館大会の高専図書館の分散会での熱心な協議、各地区での図書館関関係者の集まり。さらに、全国大学高専教職員組合高専協議会での図書館問題の協議、「高等専門学校の教育と研究」第1巻第2号で紹介された高専図書館懇談会での研究、協議、交流などが、それである。私は、資料提供という図書館の独自の機能を確立する見地から、宇部高専図書館という現場での事例を通して、高専図書館のありようを検討して見たい。具体的には、「図書館での資料の配置」、「年間運営方針と運営態勢」、「学生の意向反映と図書館活動」、「数値から見ての図書館運営の指標」、「運営のあり方と人」、などの項目を検討し、最後に若干の提言をする。
- 日本高専学会の論文
- 1996-10-31
著者
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