社会理論と管理会計研究(4) : 構造主義的アプローチ
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概要
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わが国におけるこれまでの管理会計研究は,会計学が実学からスタートしたためか,その技術面に関する研究が主体であり,会計にまつわる社会的・組織的・人的側面を究明しようとする研究は少数であったと思われる。本連載では,これまでの技術的な研究を補強する研究として,管理会計にまつわる組織的・社会的コンテクストを捉え,組織・社会現象としての会計の記述・説明・理解・予測を目指した研究の方法論について検討してきた。本稿ではさらに,構造主義的アプローチ,特に哲学者フーコーの歴史認識の方法論に焦点をあてて検討する。
- 富山大学の論文
- 2000-11-30
著者
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