砂漠化地図の作成 : フイールドワーカーのRS利用(7.2環境リモートセンシング研究センター談話会(セレスの夕べ))([7]センターの行事)
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概要
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砂漠化対策では従来のトップダウン型のアプローチから、地域の自立を基本としたボトムアップ型のアプローチが模索されている。その中で、ローカルスケールの砂漠化危険地図は、地域住民の環境把握、土地利用計画、緑化造林技術適用のツールとして有用と考えられる。本研究では、その基礎として、衛星画像をもとに中国ムウス砂地の砂漠化状況を分析し、その要因を明らかにするために、過去に刊行された主題図や地域の統計資料からGISを作成し、砂漠化画像と関連させて解析を行った。また砂濃化現象が観察された現地に赴き、植生調査や住民のインタビューを行い、その実態や成因について調査した。この発表では、フィールドワーカーにとって、RSがどのように役に立つのかということを念頭に置いて、以上の研究結果をお話したい。
- 千葉大学の論文
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