6 インディカ早生突然変異系統の出穂期と収量の関係について
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概要
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日本国内で安定して生産できるインディカ品種の育成および普及に取り組んできた。普及に際して、特に問題と思われた点は、(1)脱粒性極易による風害および収穫時ロスと(2)晩生であることによる登熟不良であり、いづれも育種的な取り組みが必要であると考えられた。その際、品質、特に食味を変えることなく、上記の欠点を改良していくために、突然変異育種法を用いて育種を進めた。ここでは、MNU処理後代の中から獲得した、出穂期の異なるインディカ早生化系統「KRN3502」および「KRN3503」の出穂期と収量構成要素との関係について、若干の知見を得たので報告する。
- 日本作物学会の論文
- 1994-12-02
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