麦類の登熟過程について(予報)
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概要
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最近九州地方の麦類は充実が悪く收量,なかんづく品質の低下が著しい。特に〓麦では枯れうれのために登熟が阻害され品質は劣悪化し收量も極めて少ないものがある。そこで麦類の登熟過程を生育相的に研究する事によって九州地方の麦類の登熟の実相を把握することは,耕種改善並びに品種改良の基礎資料を得るものとして有意義な事と思う。従来こ種の研究は数多いが,現在九州地方で栽培されている品種についての研究は少なく,叉品種或は外囲條件の差により登熟の様相が異なる事を指摘したものが多いにも拘らずその具体的事例が少ないので,1955〜56年の2ケ年に亘り小麦及び〓麦を栽培して品種,年次並びに播種期等を異にした場合の登熟過程を調査した。
- 日本作物学会の論文
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