菜種直播栽培における播種期と播種量に関する研究
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概要
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近年菌核病の発生が非常に多くなりしかも之の病害が,菜種に致命的な打撃を与える事から,これが対策について種々研究されているが,完全な方法は未だ発見出来ない状態である。しかしながら一旦直播する事に依り,菌核病と合せて萎縮病の発生が,極めて少なくしかも,労力及び苗床等の賢材が節約出来る事と,收量も移植に比し勝るとも劣らない事等が判った為,本県に於いては,目下平坦部に於ける水田裏作の地力維持と省力栽培の意味で普及奨励中で,本年度では平坦部の殆んどが直播に転換された。そこで著者等は,菜種直播栽培の基礎的な播種期と播種量について,既に実施した結果の概要について報告すると共に,現在普及中の播種方法の紹介を行い各位の御批判を仰ぎたい。
- 1956-10-10
著者
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