夏大豆における生育経過の品種間差異 : 第1報 営養生長と生殖生長の相互関係
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概要
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いわゆる夏大豆型品種は九州・北海道のほか,満州・アメリカ合衆国などに広く分布しているが,同じ夏大豆型といっても,栽培地によってそれぞれ生態型を異にすることは,すでに福井・永田らによって指摘されている。すなわち,福井は生育日数及び登熟日数について,永田は開花迄日数に対する開花期間及び生育日数の比率などの点に着目して,これら夏大豆型品種は栽培地によってそれぞれ特有なグループに区別されるとしている。本報では栄養生長と生殖生長の相互関係という点を中心に,これら夏大豆型品種がどのような特性をもっているかを検討してみた。
- 日本作物学会の論文
- 1956-10-10
著者
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