水稲湛水散播栽培に関する研究 : 第2報 C_aO_2粉衣種子の埋没による倒伏防止方策
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概要
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湛水散播栽培における倒伏防止は倒伏抵抗性の高い品種を用い、又、苗立密度を少なくし一株穂数を多くすることが株支持力を増加させる前提条件であるが、更に、種子を埋没させる播種法がタコ根株率を減少させ、群落内での相互支持効果によって倒伏防止に効果があると考えられる。又、水管理、特に強度中干しを組合せることによって根の開張を広め、株支持力によって倒伏防止の一方策と考えられる。この場合、播種法として催券種子にC_aO_2粉を100%程度粉衣し、落水状態で種子ができるだけ埋没するような播種法が必要である。
- 日本作物学会の論文
- 1978-12-15
著者
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