早期水稲の稔実についての一考察
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概要
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水稲早期栽培においては一般にその稔実は良好であると考えられている。しかしながら,近年熊本県平坦部における早期水稲は必ずしも稔実良好とはいえず,普通期稲に較べか免って稔実歩合が低い傾向にある。したがってその稔実不良の原因が花器の能力不完によるものか,或は栄養不良(又は登熟不良)による不完全稔実であるかを明らかにするために,頴化数を制限して稔実能力の検定を行なったのでその概要を報告する。なお実験に際し特別の御配慮と御指導を賜わった県農業試験場次長田尻竜彦氏に深謝の意を表する。
- 日本作物学会の論文
- 1962-05-01
著者
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