水稲種子のプロパンガス処理による発芽促進について(第1報)
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概要
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水稲交配雑種の集団育種においてその世代を年間2〜3世代促進し育種の能率を高めるには,雑種群の種子成熟後ただちに次代をは種することが望ましい。しかし,穂発芽難の稲は成熟期後ただちには種しても発芽歩合が非常に低い。このような場合発芽を良好ならしめる一方法として成熟期生籾のプロパンガス処理が有効であることを実験により認めたのでここに報告する。
- 日本作物学会の論文
- 1963-06-20
著者
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岩下 友記
鹿児島真農業試験場
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新屋 明
鹿児島真農業試験場
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岩下 友記
鹿児島農試
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岩下 友記
鹿児島県農業試験場
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新屋 明
鹿児島県農業試験場
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松元 幸男
鹿児島県農業試験場
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松清 光二
鹿児島県農業試験場
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