水稲早期栽培跡の秋馬鈴薯栽培
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概要
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水稲早期栽培法を確立する為にはそれを主体とした作付体系化の問題が解決されなければならない。早期栽培跡の作物として飼肥料作物,蔬菜類等種々あるが特に秋馬鈴薯に関心がもたれている。暖地向の休眠期の短い品種が育成され,採種技術,採種組織等が確立されて種薯の問題は解消され,更に,栽培期間が短く生産力も大きく,貯蔵もし易い点等がその理由ときれている。然し乍ら,実際の栽培に当っては畑作の場合では種々試験研究がなされて解明された点が多いが,早期栽培跡の水田作については,まだ問題点が多い。筆者等は作付体系化の問題に関連して秋馬鈴薯の水田栽培について,昭和30年から32年の間に2〜3の試験を行ったので,ここに紹介して参考に供したい。
- 日本作物学会の論文
- 1958-12-08
著者
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