普通播大豆の栽植密度と生育・収量
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概要
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普通播大豆(エンレイ)の適正な栽植密度を検討した。栽植密度と収量との関係は, 2, 000本/aの密植にすると, 着莢が不良で百粒重・一莢粒数も小さいことから収量が低い。また, 700本/aの疎植では, 単位面積当りの生育量不足により収量が低下する。また, 草姿においては, 密植すると主茎長が長く, 茎の太さも細いことから, 倒伏につながりやすい。以上のことより, 普通播大豆(エンレイ)の栽植密度は, 1, 000〜1, 400本/a程度が適当であると考えられる。
- 日本作物学会の論文
- 1985-03-31