ヒルムシロ防除法について
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概要
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1 本研究は, プロメトリン粒剤生育中散布によるヒルムシロ防除法に関して, 2, 3の問題を検討したものである。2 鱗茎の貯蔵養分が枯渇し, 生育中除草剤散布しても再生のおそれのない時期は, 新潟県地方の水田では6月末〜7月初めころである。3 ヒルムシロに対するプロメトリン粒剤生育中散布の効果は, 水温30℃前後の場合は, 速効的で効果が高く, 25℃前後, またはそれ以下の場合は遅効的で効果が劣る。4 プロメトリンによるヒルムシロ殺草の主体的役割りは, 地上部緑葉であり, 地下部の役割りは少ないようである。
- 日本作物学会の論文
- 1969-03-31