2.4-Dの植物毒害に關する生理學的研究 : 第I報 2.4-D と KClO_3 との除草に對する共力効果に就て
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In the present experiments, we studied the poisonous actions of 2.4-D on Jerusalem Artichoke and the synergisme by means of the mixed application and the continued spread of 2.4-D and KC1O_3. The single application of 2.4-D as a spray to the foliage of the growing plant induces the following physiological changes within it. (1) The transpiration activity is accelerated soon after the application of the herbicide. (2) The assimilation intensity is reduced. (3) The cell-sap concentration, however, tends lower. (4) The vitamine C contents are much reduced. (5) The resistance to the toxic action of KClO_3 of the foliage sprayed with 2.4-D a few days before gets obviously stronger. This is ascribed to, according to Yamasaki's hypothesis on the harmful effect of KClO_3 upon the plants, that the sprayed foliage with 2.4-D is poor in reducing matters which reduce KClO_3 to KClO, the harmful substance to the plant. The mixed application as a spray of two kinds of herbicides noted above resulted in much quick killing of the plants when compared with the single application of each chemical, thus the "synergisme" being clearly demonstrated. This is partly due to, it is supposed, that 2.4-D injures the upper parts of the sprayed plants, whereas KClO_3 kills the lower parts.
- 日本作物学会の論文
- 1951-03-30
著者
関連論文
- 甘蔗同化作用の季節的消長
- 臺灣の甘蔗品種に就いて
- 葉の剪除が蔗莖節間に於ける糖分蓄積に及ぼす影響に就て(第2報) : 昭和十四年四月九日受理
- 甘蔗に於ける苗の發芽特に發根に就いて : 昭和十二年四月十一日受理
- 水稻及び陸稻種子の鹽類溶液中發芽に於ける差異に就いて : 昭和九年十一月二十四日受理
- 牧草の可消化養分生産に関する研究 : 1 土壌水分がオーチャードグラスおよび赤クローバーの生育,飼料成分ならびに消化率に及ぼす影響
- 72.牧草の生育ならびに飼料価値に及ぼす土壌水分の影響(栄養価,パンパスに関する問題,日本草地学会第7回大会講演要旨)
- カブとルタバガの飼料価値ならびに可消化養分収量の差異
- 14.飼料作物の庇蔭効果に関する研究 : 第7報 採喰率ならびに消化率におよぼす遮光の影響(日本草地研究会第5回研究発表会講演要旨)
- カブおよびルタバガの飼料生産の差異
- 25.飼料作物の庇蔭効果に関する研究 : 第6報 窒素施用量,温度並びに遮光の複合条件がエンバクの生育並びに蛋白質含量に及ぼす影響(日本草地研究会第4回研究発表会講演要旨)
- 24.飼料作物の庇蔭効果に関する研究 : 第6報 牧草の無機成分含量に及ぼす遮光の影響(日本草地研究会第4回研究発表会講演要旨)
- 23.飼料作物の庇蔭効果に関する研究 : 第4報 牧草の炭水化物並びに細胞膜成分に及ぼす遮光の影響(日本草地研究会第4回研究発表会講演要旨)
- 22.飼料作物の庇蔭効果に関する研究 : 第3報 牧草の生育並びに飼料成分に及ぼす遮光の影響(日本草地研究会第4回研究発表会講演要旨)
- 22.飼料作物の再生機構に関する研究 : 第2報 刈取効果の品種間差異(日本草地研究会第3回研究発表会講演要旨)
- 16.飼料作物の庇蔭効果に関する研究 : (第2報)蛋白質ならびに炭水化物組成の変化(日本草地研究会第3回研究発表会講演要旨)
- 4.飼料用根菜の改良のための資料 : II.カブおよびルタバガ各既存品種の成分の比較(日本草地研究会第3回研究発表会講演要旨)
- 2.飼料作物の庇蔭効果に関する研究 : 第1報 トウモロコシと大豆の栄養収量の差異(日本草地研究会第2回研究発表会講演要旨)
- 1.飼料作物の再生機構に関する研究 : 第1報 施肥量と刈取回数との関係(日本草地研究会第2回研究発表会講演要旨)
- 青刈きくいもの栄養收量に関する研究 : 第8報 N濃度と栄養収量との関係
- 青刈菊芋の栄養収量に関する研究, 第7報. 植物成分と土壤反応との関係 (第107回講演会)
- 青刈菊芋の栄養収量に関する研究, 第6報. 植物成分と肥料三要素との関係 (第107回講演会)
- 尿素の葉面撒布が飼料作物の蛋白質組成に及ぼす影響
- 落花生の結実並に油脂含量に及ぼす石灰の肥効 (第100回講演会)
- 青刈菊芋の栄養収量に関する研究 (第5報) : 栽植密度と栄養比との関係 (第99回講演会)
- 31 陸稲と水稲間の耐寒性について(続報)
- 50. 陸稲と水稲間の耐寒性の差異について
- 塩素酸加里法の理論に關する二三の考察
- 藁灰の發根促進に就て
- 甘藷苗の草木灰並に石灰に依る豫措が藷の收量に及ぼす効果に就て (豫報)
- 甘蔗品種に於ける蔗苗の異常的發芽現象と其の生理的原因 : 昭和十年四月七日受理
- 作物品種の鹽素酸加里に對する抗毒性並に其の生理的意義に關する研究 : 昭和七年四月九日 東京三會堂に於ける日本農學會大會特別講演要旨
- 耐寒性を異にせる小麥品種に於ける苗の生育に就いて
- 小麥製粉歩合に關する研究 : 要旨
- 稻品種の有毒鹽類に對する抵抗性と其の實用的形質との關係に就いて : 豫報
- 青刈菊芋の栄養収量に関する研究 (第4報) : 菊芋の再生力と栄養収量の関係 (第99回講演会)
- 日本学術会議会員在任中の想い出
- 小麦のバーナリゼーション過程に於ける塩素酸カリ抗毒性並びに還元性物質含量の変化について
- 苗代における藁灰施用が稲苗の発根を促進する効果について
- 苗代に於ける藁灰施用が稲苗の発根を促進する効果について(続) (第110回講演会)
- 小麦秋播性程度とビタミンC含有量との関係
- 塩素酸カリ法による大麻の雌雄鑑別について (第107回講演会)
- 苗代における藁灰施用が稲苗の発根を促進する効果について (第102回講演会)
- 小麦秋播性程度とビタミンC含有量との関係 (第99回講演会)
- コルヒチン処理期間の温度が倍数体発現率に及ぼす影響について
- 藁灰処理が小麦苗の発根を促進させる機構に就て
- 30.コルヒチン処理期間の温度が倍数体発現率に及ぼす影響について : 日本育種学会第四回講演会要旨
- 2, 4-Dの植物毒害に関する生理学的研究 : (第2報) 生育期における菊芋の化學的組成の変化について
- 塩素酸カリ法から見た小麥バーナリゼーションの後作用について
- 監素酸加里法による作物倍数体の鑑別(豫報)
- 2.4-Dの植物毒害に關する生理學的研究 : 第I報 2.4-D と KClO_3 との除草に對する共力効果に就て
- 青刈菊芋の栄養収量に関する研究 : (第3報) 莖葉の部位による栄養成分の差異
- 青刈菊芋の栄養収量に関する研究 : (第2報) 莖葉の栄養成分の時期的変化(続)
- 青刈菊芋の栄養収量に関する研究-2・3-
- 青刈菊芋の栄養収量に関する研究 : (第一報) 莖葉の栄養成分の時期的変化
- 菊芋の塊莖水分の變化に就て
- 菊芋の塊莖分散の樣相と諸形質との關係に就て