米の蛋白質含有率を指標とした穂肥施用法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
水稲品種'コシヒカリ'は、1990年の自主流通米入札制度の発足以来、売れる米として全国に普及した。また、平成6年以降の供給過剰基調の中、産地間競争は激化し、現在では'コシヒカリ'という品種銘柄だけでは市場評価が得られない状況である。したがって、'コシヒカリ'という品種銘柄に、さらに良食味という価値を付加することが望まれている。そこで、'コシヒカリ'の食味向上を目的に、米の蛋白質含有率と幼穂形成期の生育および穂肥量との関係について検討した。さらに、目標の蛋白質含有率に近づけるための穂肥N施用基準を作成したので、その概要を報告する。
- 日本作物学会の論文
- 1998-07-24
著者
関連論文
- 鯉の放飼が水田雑草の発生および水稲の生育に及ぼす影響
- 島根県の大豆栽培ほ場における雑草の発生と問題雑草の防除について(一般講演,日本作物学会中国支部講演会)
- 近赤外分光分析計による玄米粉体のタンパク質含量の推定値に影響する誤差要因の解析
- ナタネ油粕と活性炭スラリーの組合せ処理が水田雑草の発生および水稲の生育に及ぼす影響(日本作物学会第216回講演会要旨・資料集)
- 島根県におけるシズイの分布と数種薬剤の防除効果
- 雑草制御に有効な数種の代替資材とその施用法
- 米の蛋白質含有率を指標とした穂肥施用法
- 相対照度の違いと水田雑草の発生(環境保全型作物生産)
- 水稲新品種「島系酒 48 号」の育成と奨励品種採用(中国地域における高付加価値化をめざした作物生産)
- 山間地水稲に対する有機物の施用効果(中国地域における高付加価値化をめざした作物生産)
- コイ農法 (仮称) における水田雑草防除法と水稲の生育特性について
- 窒素肥料の追肥時期が水稲の生育・食味におよぼす影響
- 島根県における作物生産の現状と課題(テーマ講演「中国地域における作物生産の現状と課題」,日本作物学会中国支部講演会)