イミダクロプリド育苗箱施用のウイルス媒介昆虫ヒメトビウンカに対する効果と稲縞葉枯病の防除
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概要
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イミダクロプリド粒剤による育苗箱施用はヒメトビウンカ(SBPH)の寄生密度を低く抑え, SBPHによって媒介される永続型ウイルス稲縞葉枯病の感染を抑制し慣行の体系防除に優る効果を示した.また, 保毒虫を接種して実施したポット試験の結果, イミダクロプリドは死亡に至らない低い濃度でも稲縞葉枯病の感染を効果的に抑制した.ウイルスの感染に重要な篩管からの長期の吸汁阻害がイミダクロプリドの圃場における安定した効果の要因の一つとして考えられる.
- 日本農薬学会の論文
- 1999-05-20
著者
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中西 秀明
バイエルクロップサイエンス(株)結城中央研究所
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丸山 宗之
バイエルクロップサイエンス(株)結城中央研究所
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岩谷 宏司
Nihon Bayer Agrochem K.K.
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丸山 宗之
Nihon Bayer Agrochem K.K., Yuki Research Center
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中西 秀明
Nihon Bayer Agrochem K.K., Yuki Research Center
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榎本 智臣
Nihon Bayer Agrochem K.K., Yuki Research Center
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榎本 智臣
Nihon Bayer Agrochem K.k. Yuki Research Center
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