水田除草剤ピラゾレートの水溶液中における加水分解
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概要
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ピラゾレート, [4-(2, 4-ジクロロベンゾイル)-1, 3-ジメチルピラゾール-5-イル]p-トルエンスルホナート, の緩衝液(pH 1∿9, 25℃)および人工胃液と腸液(pH 1.5と7.5, 37℃)中における加水分解について検討した.ピラゾレートの加水分解反応速度は, pH 5以上では反応液中のpHが高いほど, pH 5以下ではpHが低いほど, 大きくなった.25℃での加水分解半減期は4.3時間(pH 9.0)から106.0時間(pH 5.0)で, 37℃の人工胃液中では7.8時間, 人工腸液中では2.3時間であった.いずれの条件においても, 加水分解産物はp-トルエンスルホン酸および4-(2, 4-ジクロロベンゾイル)-1, 3-ジメチル-5-ヒドロキシピラゾール(デストシルピラゾレート, DTP)であった.
- 日本農薬学会の論文
- 1987-05-20
著者
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中川 昌之
Agricultural Chemicals Research Laboratories Sankyo Co. Ltd.
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石田 三雄
Agricultural Chemicals Research Laboratories Sankyo Co. Ltd.
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山岡 剛
Agricultural Chemicals Research Laboratories, Sankyo Co., Ltd.
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山岡 剛
Agricultural Chemicals Research Laboratories Sankyo Co. Ltd.
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