493 ほう素の誘導結合プラズマ発光分光分析法(元素・状態・表面分析, 分析・表面処理, 日本鉄鋼協会第 112 回(秋季)講演大会)
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概要
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鋼中ほう素(10ppm以下)の定量方法としては、蒸留分離-吸光光度法, 有機溶媒抽出-吸光光度法がJIS法として採用されている。しかし、これらの方法は操作が煩雑なうえに条件が厳密で熟練を要し、操作時間が長く、器具, 試薬からの空試験値が高いことから定量精度にも問題があり、より簡単で迅速性のある方法が望まれている。そこで我々は、蒸留分離-クルクミン吸光光度法と、さらに希釈を一定の重量とする方法により簡易を高め、分析範囲の拡大を図る方法として蒸留分離-ICP発光分光分析法を試み、微量ほう素の定量において良い結果を得たので報告する。
- 社団法人日本鉄鋼協会の論文
- 1986-09-09
著者
-
助信 豊
日新製鋼(株)技術研究所
-
市岡 友之
日新新製鋼(株)技術研究所
-
鞍掛 幸広
日新製鋼(株)技術研究所
-
田中 清之
日新製鋼(株)鉄鋼研究所
-
助信 豊
日新製鋼(株) 技術研究所
-
鞍掛 幸広
日新新製鋼(株)技術研究所
-
市岡 友之
日新製鋼(呉)研究部
-
世羅 勝治
日新製鋼(株) 技術研究所
-
世羅 勝治
日新新製鋼(株)技術研究所
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