2PB10 イオン伝導性液晶 : ペルフルオロアルキル基の導入による三成分ナノ相分離構造の形成
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概要
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We have synthesized dimeric compounds F8A13 and F8B13 consisting of perfluoroalkyl-substituted mesogenic cores and poly(ethylene oxide)s (PEOs). The compounds F8A13 and F8B13 have been complexed with lithium triflate. The complexes of F8A13 show the sinecite A and C phases by the nano-level phase segregation of perfluoroalkyl, mesogen, and PEO moieties. The complexes of F8B13 exhibit not only the smectic phases, but also the hexagonal columnar phases. The S_A-Iso transition temperatures of F8A13 and F8B13 are higher than those of the corresponding alkyl-substituted compounds of 8A13 and 8B13, which suggests that the layer structures are stabilized by the introduction of perfluoroalkyl moieties. The ion conductivity of F8A13 is higher than that of 8A13 in the direction parallel to the smectic layer structures. The formation of thermally stable smectic bilayer may contribute to the higher ion conductivity of F8A13.
- 日本液晶学会の論文
- 2001-09-24
著者
-
大野 弘幸
東京農工大学大学院, 共生科学技術研究部
-
氏家 誠司
島根大・総理工
-
大野 弘幸
東京農工大学大学院共生科学技術研究院
-
向井 知大
東京農工大工
-
吉澤 正博
Department of Biotechnology, Tokyo University of Agriculture and Technology
-
吉澤 正博
東京農工大学工学部生命工学科
-
星野 耕治
東大院・工
-
加藤 隆史
東大院・工
-
蟹江 澄志
東大院・工
-
蟹江 澄志
東北大学 多元物質科学研究所
-
蟹江 澄志
東北大
-
氏家 誠司
Department of Applied Chemistry, Oita University
-
吉澤 正博
東京農工大工
-
吉澤 正博
東京農工大学大学院工学研究科生命工学専攻
-
大野 弘幸
東京農工大
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