コエンザイムQ10含有健康食品における成分含量と溶解性
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概要
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Dietary supplements are gaining wide popularity in Japan and are used by a large number of patients as self-medication. Though dietary supplements cannot be considered as drugs, patients expect pharmacological benefits from them since they usually have very little knowledge of their effects. Thus, pharmacists have the responsibility to expand their knowledge of dietary supplements so that they can give better advice to patients who are using them. However, only a limited amount of information on dietary supplements is available to pharmacists. In the present study, we evaluated the content and solubility of coenzyme Q10 (ubidecarenone, CoQ10) in dietary supplements. CoQ10 is not only used as a dietary supplement, it is also prescribed as a drug by physicians. CoQ10 preparations were ground up and various techniques were used to extract the active ingredient, among them extraction using solvents, ultrasonication and heat. We found that the prescription drug preparations containing CoQ10, both original and generic products, had exactly the same content as stated on the label and had good solubility. Though dietary supplements containing CoQ10 also had the exact content stated on their labels, they showed poor solubility. Such poor solubility would give rise to major differences in elution and bioavailability between dietary supplements and prescription drugs containing CoQ10.
- 日本医療薬学会の論文
- 2005-07-10
著者
-
井関 健
北海道大学大学院薬学研究院臨床薬剤学研究室
-
牧野 利明
北海道薬科大学漢方薬物学
-
牧野 利明
名古屋市立大学大学院薬学研究科生薬学分野
-
牧野 利明
北海道薬科大学薬理学分野漢方薬物学:(現)名古屋市立大学大学院薬学研究科生薬学分野
-
高市 和之
エーダイ薬品(株)二十四件薬局
-
中村 峰夫
中村薬局
-
野田 敏宏
十仁薬局
-
井関 健
北海道大学大学院薬学研究院:北海道大学病院薬剤部
-
井関 健
北海道大学 大学院薬学研究院臨床薬剤学研究室
-
野田 敏宏
健康食品情報研究会:十仁薬局
-
中村 峰夫
中村薬局:健康食品情報研究会
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