航路交差部における安全航行に伴う航行シミュレーション
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
海上における船の航行について考える. 陸上交通における道路と交差点に対応するものとして, 海上交通にも航路と交差部がある. 航路交差部においては, 立体交差は不可能であり, また信号機も設置されていない. そのかわり安全確保のため, 航路における船と船との安全間隔, 交差部通過の際の優先順位等さまざまな規定が設けられている. 従って, 海上においても交通が輻輳してくると, 道路におけると同じように渋滞が生じ, 特に航路交差部においては, 道路交差点におけると同様, 待ち行列が生じることがある. 待ち行列があまり長くなると, 海上交通に混乱をきたすことになる. そこで, 航路交差部における待ち時間が通行隻数によってどのような値になるか, 大型計算機によるシミュレーションを行い, 海上における交通の混雑度を推測, その結果を安全確保に役立たせる. (1981年2月2日受付)
- 1981-06-01
著者
関連論文
- 多子素数についての一考察
- 25億までの素数の分布について
- 航路交差部における安全航行に伴う航行シミュレーション
- ある種の複雑な組合せ問題の解法について(数理計画)
- ある種の複雑な場所占め問題と分割数
- 線汚染源の計算方法について
- 大気環境容量設定におけるLP法の問題点と仮想煙源