ある種の複雑な場所占め問題と分割数
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概要
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玉を箱にいれる場所占め問題のうち,m種類の玉をn種類の箱にいれる問題は,玉にも箱にも区別がある場合として知られている。また,玉にも箱にも区別のない場所占め問題は,分割数とのかかわりが知られている。ところで,m種類の玉のそれぞれと,n種類の箱のそれぞれに同じものが複数個あるということになると,これは玉と箱の双方について区別あり区別なしを同時に扱う問題となる。これは実際に解く場合非常に複雑で,一般的な解法は知られておらず,研究もあまりなされていない。しかし,この問題を解く簡単な方法があれば,応用範囲も広く,実際面でも有益であると思われる。ここでは,この問題が分割数と密接なかかわりがあることを明らかにしながら,一般的な解法への手がかりを述べる。
- 産業医科大学学会の論文
- 1993-12-01
著者
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