第19次南極地域観測隊気象部門報告1978
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
この報告は,第19次南極地域観測越冬隊気象部門が1978年2月1日から1979年1月31日まで,昭和基地において行った地上および高層気象観測の結果をまとめたものである.観測方法,設備,結果の取り扱い等は新型水素発生装置を新設し使用したほかはほぼ18次隊と同じである.観測結果は,国際気象通報式に従って,モーソン基地経由でメルボルンの世界気象センター(WMC)へ通報した.この報告には,高層気象観測測器の気温測定用サーミスタヘの日射の影響を調査し示した.また,成層圏の突然昇温の13年間の統計結果も示した.さらに,昭和基地で観察されたメソ低気圧の解析結果も紹介した.
著者
関連論文
- 第19次南極地域観測隊気象部門報告1978
- 第38次南極地域観測隊ドームふじ観測拠点越冬報告1997-1998
- 下部成層圏における温度とオゾンの短波長擾乱の比較
- 下部成層圏における重力波活動度の緯度分布 : 極地研「しらせ」オゾンゾンデデータの解析
- 第38次南極地域観測隊気象部門報告 1997
- 第28次南極地域観測隊気象部門報告1987
- ピナトゥボ噴火と昭和基地の気候
- 昭和基地周辺の気象経過