病院感染対策における感染制御チームの活動 : 薬剤師の活動から
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概要
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In recent years, Methicillin-resistant Staphylococcus aureus (MRSA) is considered to be major causative bacteria of severe hospital infections resistant to antimicrobial agents, and the measures against increasing MRSA infections is a great concern in the Japan medical field. Our hospital established an Infection Control Team (ICT) for hospital infection control in December 1998. ICT searched and analyzed a comparative study regarding the use of injectable anti-MRSA agents such as vancomycin, arbekacin, or teicoplanin, while the latter half 1998 (July 1998 through December 1998) and the latter half 2001 (July 2001 through December 2001). As the result, the quantity of injectable anti-MRSA agents showed a decrease from 1998 to 2001. Next, a questionnaire was conducted among doctors in our hospital to obtain a consensus for the proper use of anti-MRSA agents in October 2001. The questionnaire was sent to 220 doctors and recovered from 179 doctors (recovery ; 81.4%). The following strategies were consented to by more than 90% of all responses ; "Keep hospital policies dealing with control of hospital infection". Our data suggests that the ICT activity is an effective program for controlling hospital infection and we need to further enhance the awareness of hospital infection control among all doctors in our hospital.
- 日本医療薬学会の論文
- 2003-08-10
著者
-
川井 龍美
東京慈恵会医科大学附属第三病院 薬剤部
-
川井 龍美
東京慈恵会医科大学附属病院薬剤部
-
北村 正樹
東京慈恵会医科大学附属病院薬剤部
-
菊野 史豊
東京慈恵会医科大学附属病院薬剤部
-
北村 正樹
東京慈恵会医科大学 薬剤部
-
菊野 史豊
東京慈恵会医科大学 薬剤部
-
川井 龍美
東京慈恵会医大 第三病院 薬剤部
-
北村 正樹
東京慈恵会医科大学附属病院薬剤部医薬品情報室
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