ミオシンの「尻尾振り説」は正しいか?
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ミオシンの力はアクチンに強く結合したモータードメインの上でレバーアームが尻尾振り運動をすることで生じると広く信じられている.しかし最近の研究は, 力発生に際してアクチン-ミオシン界面が積極的な役割を果たすことを示唆している.この観点から「尻尾張り説」を検証し, これからの筋研究の方向を探る.
- 日本生物物理学会の論文
- 2002-01-25
著者
関連論文
- 昆虫飛翔筋のはたらきとその進化
- 0071 Caged Caの光分解を用いた心筋張力発生過程の動的解析
- 昆虫飛翔筋のはたらきとその進化
- 1P140 X線繊維回折法によるアクト-ミオシンIIサブフラグメント複合体の低分解能構造の復元(筋肉(筋蛋白・収縮)))
- 3P200 X線回折によるウニ精子ベン毛軸糸構造の解析(分子モーター)
- 1P185 力発生を阻害した骨格筋活性化時の細いフィラメント構造変化(筋肉 : 筋蛋白・収縮)
- 粘菌変異ミオシンG680V-S1を灌流した骨格筋線維のX線回折
- 1O1015 異なるヌクレオチド状態における鞭毛軸糸ダイニンの分子構造(11.分子モーター,一般演題,日本生物物理学会第40回年会)
- 3L1330 調節軽鎖を金属クラスター修飾した平滑筋S1・アクチン複合体のX線回折(10.筋肉(筋蛋白・収縮),一般講演,日本生物物理学会第40回年会)
- 1P068コントラスト変調法による骨格筋線維のX線回折像の解析
- 1P067軽鎖を除去または交換したアクト-S1複合体のADPによる構造変化のX線回折
- ミオシンの「尻尾振り説」は正しいか?
- 骨格筋収縮動力学の最近の研究動向
- 1P161 ADP光遊離にともなうアクト-平滑筋S1複合体の構造変化の超高速時分割X線回折(筋肉 : 筋蛋白・収縮)
- Caged ATP光分解に伴う遅筋型筋収縮蛋白の構造変化の超高速時分割2次元X線回折
- 骨格筋張力発生に伴う細いフィラメント由来X線反射の2次元高速時分割測定
- 3L1345 Caged ATP光分解にともなう筋収縮蛋白構造変化の超高速時分割X線回折(10.筋肉(筋蛋白・収縮),一般講演,日本生物物理学会第40回年会)
- 1P069骨格筋急速筋長変化時のX線回折パターンの変化
- 3P155電子顕微鏡単粒子解析法およびX線溶液散乱法によるクラミドモナス鞭毛内腕ダイニン亜種cの分子構造の解析
- 2P167 X線繊維回折により捉えた鞭毛紬糸の構造変化(分子モーター,ポスター発表,第45回日本生物物理学会年会)
- 3S3-4 昆虫飛翔筋 : 動くタンパク巨大単結晶(3S3 分子集合体になってはじめて発揮される機能〜筋肉収縮の場合〜,第46回日本生物物理学会年会)
- 2P166 真核生物ベン毛軸糸内のラセン構造(分子モーター,口頭発表,第45回日本生物物理学会年会)
- 1P143 種によって異なる?昆虫飛翔筋stretch activationのしくみ(筋肉(筋蛋白質・収縮),ポスター発表,第45回日本生物物理学会年会)
- マイクロビームを用いた昆虫飛翔筋の進化の過程に関する構造研究
- 高輝度X線が明らかにした昆虫飛翔筋構造の進化の過程
- 2P160 短縮開始時の骨格筋クロスブリッジの構造変化(筋肉(筋蛋白・収縮)))
- 1P181 骨格筋正常収縮時におけるミオシン結合が細いフィラメントの活性化に果たす役割(筋肉 : 筋蛋白・収縮)
- 1H1615 X線回折法によるアクト-平滑筋ミオシンS1複合体中ヌクレオチド結合部位の位置決定
- 3PB024 アクチンに化学架橋したミオシンS1のヌクレオチド結合に伴う構造変化のX線解析
- 金属クラスターで修飾した収縮蛋白 : X線回折・散乱法への応用
- 骨格筋アクトミオシン反応の「第三の中間体」とその役割
- 3T22 燐酸が低カルシウム濃度下で筋繊維の短縮速度を上げるしくみ
- 高分子階層構造の静的・動的解析のための広角小角X線散乱/振動スペクトル同時測定システムの開発と展開