生体防御ペプチドと膜の相互作用
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概要
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種々の生物から抗菌活性を持つ生体防御ペプチドが次々と発見され医薬品への応用が検討されている. これらは膜脂質を識別しホストの細胞膜には作用せず, 細菌膜だけを選択的に攻撃し抗菌作用を発現する. ペプチド-脂質超分子複合体ボア形成による膜電位と脂質非対称性の同時消失という新しい殺菌メカニズムが提唱された.
- 日本生物物理学会の論文
- 1997-09-25
著者
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