一般演題 36 単色中性子の細胞障害性,発がん性に関する研究 〜マウス内耳を標的として〜
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
広島原爆では,29.2%が中性子による線量として与えられること,また,その中性子線のエネルギーは低く,2.0MeV以下の領域であることが報告されている. 広島大学には,低エネルギー中性子線を動物照射できる加速器が設置されており,この加速器を用いて,低エネルギー中性子の生物影響を,γ線の場合と比較して,明らかにする研究を行っている. 新田らは,マウスモデルを用いて,中性子の胎内被曝影響,卵巣の中性子感受性と発癌性を,報告してきた. 本報告では,マウス内耳が中性子感受性を示すことを認めたので,報告する.
- 長崎大学の論文
著者
関連論文
- ミュータントマウスPax6^の血中グルコース濃度の変動
- Pax6遺伝子をヘミ欠失したマウスの消化器系腫瘍
- 単色中性子線を新生仔マウスに照射したときの内耳の形態学的変化(実験動物学)
- 1. 新規リソソーム酵素としてのN-アシルエタノールアミン水解酸性アミダーゼの性状解析(第318回会議研究発表要旨,脂溶性ビタミン総合研究委員会)
- 高LET放射線で誘発した(C57BL/6N x C3H/HeN)F_1マウス肝腫瘍の経時的生存率(実験動物学)
- 弁当学研究に関する予備的考察〜その2
- 一般演題 36 単色中性子の細胞障害性,発がん性に関する研究 〜マウス内耳を標的として〜
- 広島における原爆被害者の平均余命
- 一般演題 29 原爆被爆者の長期ホルマリン固定臓器材料に新たな利用価値 -遺伝子ー塩基多型(SNP)解析のリソースとして-
- Carcinogenic Effect of in utero ^Cf and ^Co Irradiation in C57BL/6N×C3H/He F1 (B6C3F1) Mice
- P-03 マウスENU飽和突然変異誘発プログラムによる, 行動異常を惹起する遺伝子変異マウスの検出(日本動物心理学会第65回大会発表要旨)
- IIA-26 A431細胞におけるEGF刺激誘導マクロパイノサイトーシス過程でのPI(4,5)P2/PI(3,4,5)P3シグナル(細胞内輸送,一般演題発表,第46回日本組織細胞化学会総会・学術集会)
- W3-2 マクロファージ貪食過程におけるアクチン細胞骨格機能と脂質シグナルのイメージング(新しい組織化学・顕微鏡法による細胞機能の解析,ワークショップ3,第44回日本組織細胞化学会 第35回日本臨床電子顕微鏡学会 合同学術集会)
- 蛍光画像処理と解析技術の進歩(IV.画像処理と解析技術)
- Fcレセプター介在性ファゴサイトーシス過程におけるアクチン細胞骨格機能と脂質シグナルによる調節
- 日本解剖学会将来計画ワーキンググループ最終答申
- 新規脂質代謝酵素H-rev107の発現はペルオキシソームの機能異常を引き起こす
- 2-III-25 LRATに相同性を示す新規リン脂質代謝酵素によるペルオキシソームの機能調節(一般演題要旨,第65回大会講演要旨)
- 1.LRATにホモロジーを示す新規リン脂質代謝酵素による細胞内ペルオキシソーム含量の調節(第337回会議研究発表要旨,脂溶性ビタミン総合研究委員会)
- 弁当学研究に関する予備的考察〜その5(かきPR事業の報告)
- ゲノムサイエンスとともに歩む小動物臨床獣医学
- 弁当学研究に関する予備的考察〜その4
- 弁当学研究に関する予備的考察〜その3