カイコ核多角体病ウイルスより分離された変異株について
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概要
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カイコNPV(クローン株ではない)に感染したBM-N細胞に,5-bromo-2-deoxyuridine処理を加えて4種の変異株を分離し,培養細胞を用いて性状を調査するとともに,カイコを用いて確認した。1) No.15, 16株は多角体形成細胞の出現頻度が低く,多角体の形状が変形していた。2) No.20株は25°Cでは多角体形成がやや遅れる傾向がみられた。33°Cでは多角体形成がほとんどみられず,ウイルスの増殖量もきわめて少なかった。3) No.24株では25°Cおよび33°Cで多角体の形成がみられなかった。
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1990-11-25
著者
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