実験的ストレス潰瘍に関する新しい試みと考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Experimental ulcers induced by various kinds of stress have been used as a model for the gastric and duodenal ulcers which are the typical ones in psychosomatic diseases. The restrained water immersion method is the most popular. We have used this method in rats, monkeys and dogs and observed the successive gastric mucosal changes using a gastrofiberscope without sacrificing the animals. The gastrofibenscope idebtified what kinds of changes occurred, where they began and how long they lasted. We could also estimate the effects of some psychotropic drugs in these same animals. We presented actual methos and results, and discussed our findings. Naturally occurring human gastric ulcers are somewhat different from experimental ulcers in animals, especiallu the chronic ones. It is difficult to induce exparimental chronic ulcers in animals which will resemble those found in man. Using the gastrofiberscope we injected 8% acetic acid into the gastric mucosa of dogs. With this method, we could induce ulcers which require lengthy healing periods. These ulcers, however, are essentially different from those found in man. We pointed out limits of experimental ulcers and considered the various involved.
- 日本心身医学会の論文
- 1978-04-01
著者
関連論文
- Crohn病における在宅経腸栄養療法の緩解維持効果の検討-製剤別の比較を含めて-
- 心身医学的に考慮を要する腹部膨満 : とくに神経性腹部膨満症について
- 過敏性腸症候群の臨床 : その診断基準・病態・治療(過敏性腸症候群の臨床-その診断基準・病態・治療)(第33回日本心身医学会総会)
- II-B-12 神経性食欲不振症に対する漢方治療の試み(摂食障害・治療II)
- I-C-17 胃潰瘍形成の中枢メカニズム : 延髄Raphe核へのカイニン酸注入による胃粘膜病変の形成(消化器IV)
- I-C-7 中枢性胃排出機能調節に及ぼすgrowth factorの役割 : Basic fibroblast growth factor(bFGF)とEpidermal growth factor(EGF)中枢投与の胃排出能に及ぼす影響(消化器II)
- I-C-6 ハムスターを用いたin vivo胆嚢収縮能検査モデルの確立(消化器II)
- I-C-5 インターロイキン-1の胃機能抑制作用の発現機序におけるプロスタグランディン系の役割(消化器I)
- I-C-4 24時間胃内圧・pH測定法による空気嚥下症・神経性食欲不振症患者の検討(消化器I)
- I-C-3 自律訓練法の食道運動機能におよぼす影響(消化器I)
- I-C-2 免疫賦活剤のlipopolysaccharideが胃機能と胃粘膜防御系に及ぼす影響(消化器I)
- I-C-1 遺伝的肥満ラット(Zucker rat)における胃酸分泌と胃粘膜防御系の変化について(消化器I)
- I-B-4 神経性食欲不振症患者における胆道ジスキネジー : セルレインを用いた胆嚢収縮能の検討(摂食障害・病態I)
- 7.シクロオキシゲナーゼ阻害剤の免疫神経内分泌学的再評価(第15回日本心身医学会北海道地方会演題抄録)
- II-D-31 インターロイキン-1の抗ストレス潰瘍作用に関する研究 : 「免疫-脳-胃腸」軸の存在(消化器I)
- II-D-30 Basic fibroblast growth factorの中枢神経系を介する胃腸機能調節機構への関与(消化器I)
- II-D-29 離島における急性期胃十二指腸潰瘍患者の心身医学的考察(消化器I)
- I-E-2 寒冷ストレス負荷による食道運動の変化(基礎I)
- I-E-1 インターロイキン-1のインスリン分泌刺激作用発現における脳内プロスタグランジン系の役割 : 免疫シグナルの中枢神経系への伝達機構の考察(基礎I)
- I-C-10 各種ストレス関連疾患における尿中17KS硫酸抱合体の測定意義 : ストレス適応能を評価する新しい検査法としての可能性(内分泌II)
- I-E1-8 免疫系とストレス潰瘍 : インターロイキン-1の胃酸分泌抑制作用と抗潰瘍作用(基礎I-神経内分泌-)
- I-E1-7 インターロイキン-1による摂食抑制 : 脳内プロスタグランジン系の役割(基礎I-神経内分泌-)
- 腹腔鏡検査でB型肝炎類似の赤色紋理を認めた若年者非B非C型慢性肝炎の1例
- 原発性胆汁性肝硬変症における胆道系酵素の経時的変化 - ALPとγ-GTPの比較 -
- 胃・十二指腸潰瘍に対する抗不安薬(Alprazolam), 抗潰瘍薬 (Gefarnate) ならびにその併用療法の効果の比較 : 二重盲検法による検討
- 向精神薬Mexazolam(CS-386)の心身症・神経症に対する臨床評価 : Oxazolamとの二重盲検比較試験
- 結節集簇様大腸病変における内視鏡所見の検討
- 第7回国際心身医学会議に参加して
- ID-21 インターロイキン-1による抗癌剤惹起性脱毛の予防 : 癌患者におけるQOL改善の可能性(消化器IV)
- ID-3 Endotoxinの胃粘膜保護作用とその発現機序 : 胃分泌と胃運動の抑制(消化器I)
- ID-2 遺伝的肥満動物(Zucker rat)における胃粘膜防御系の亢進とその発現メカニズム : 迷走神経系の関与(消化器I)
- 30. 副腎皮質ステロイドホルモンからみたストレス潰瘍の病態生理 : cortisolとdehydroepiandrosteroneの拮抗作用(基礎研究)
- 28. インターロイキン-1の胃粘膜保護作用の発現機序 : 一酸化窒素(nitric oxide)の関与(基礎研究)
- II-D-35 原発性肝癌患者の予後の検討 : 特に心身医学的側面から(消化器-I-消化性潰瘍・肝疾患-)(一般口演)
- II-D-33 心身医学的側面からみた最近の小児消化性潰瘍 : 参考症例を中心に(消化器-I-消化性潰瘍・肝疾患-)(一般口演)
- I-C-14 過栄養性脂肪肝における心身医学的考察(消化器(2))
- 潰瘍症患者の治療に思う
- 肝嚢胞に対する塩酸ミノサイクリン注入療法の検討
- ストレス潰瘍の発生メカニズムにおけるサイトカインの役割 : 「免疫-脳-胃腸」軸の存在(心身症の発症メカニズム-各科領域から)
- 司会のことば(老年期の心身医学をめぐって)(第34回日本心身医学会総会)
- 老年者とストレス (第18回日本老年学会総会記録)
- PI-2 ストレス潰瘍の発症メカニズムにおけるサイトカインの役割 : 免疫-脳-胃腸」軸の存在(心身症の発症メカニズム-各科領域から)
- 医学教育と心身医学(第33回日本心身医学会総会)
- 消化器領域におけるうつ病の実態と留意点(各科領域におけるうつ病の実態と留意点)(第33回日本心身医学会総会)
- 精神的ストレスが発症誘因と考えられたストレス多血症の1例
- AI-22 うつ状態調査表の信頼度に関する研究 : 多変量解析による評価者間一致度の検討(うつ病(2))(第18回日本心身医学会総会)
- 向精神薬の臨床評価 : Thienodiazepine誘導体Y-6047の心身症・神経症に対する二重盲検比較試験
- I-13 心身症・神経症に対する抗不安剤の臨床評価 : Clothiazepam(Y-6047)のDouble Blind Controlled Study(精神薬理)(第14回日本精神身体医学会総会一般演題抄録・質疑応答(I))
- I-9 抗不安剤の臨床評価に関する方法論的研究(精神薬理)(第14回日本精神身体医学会総会一般演題抄録・質疑応答(I))
- 向精神薬の臨床評価 : Thienodiazepine系誘導体Y-6047の心身症・神経症に対する効果
- 5. 小児の消化管出血に対する内視鏡検査の意義(第 3 回小児内視鏡研究会)
- 母子関係からみた神経性食欲不振症 : 母子一体感を得ることの重要性について
- IIA-9 食道アカラシアの心身医学的考察(第26回日本心身医学会総会一般演題に関する質疑応答)
- 食道アカラシアの心身医学的考察(消化器(3))
- 心身医学的に考慮を要する腹部膨満 : とくに神経性腹部膨満症を中心に(消化器(2))
- 思春期・青年期の心身症 : とくに消化器系を中心に(生涯各期における心身症をめぐる諸問題 : 思春期・青年期)
- 脂肪肝における心身医学的問題 : 第25回日本心身医学会総会一般演題質疑応答
- 精神的ストレスによる小児の腎および十二指腸の急性潰瘍性変化 : 最近の症例を中心に : 第25回日本心身医学会総会一般演題質疑応答
- 母子関係からみた神経性食欲不振症 : 母子間のスキンシップの重要性について(摂食異常 IV)
- 脂肪肝における心身医学的問題(消化器 IV)
- 精神的ストレスによる小児の胃および十二指腸の急性潰瘍性変化 : 最近の症例を中心に(消化器 II)
- 11年間続いた神経性嘔吐患者の1例 : 治癒にいたるまでの経過と考察(小児・思春期 I)
- IIB-12 小児および思春期心身症の実態と問題点
- IIB-7 登校拒否
- IC-28 治療に工夫を要した心因性痙性斜頸の治癒例(第23回日本心身医学会総会一般演題に関する質疑応答)
- IC-23 心因性失声2例の治療経験(第23回日本心身医学会総会一般演題に関する質疑応答)
- 11.ストレスと発癌に関する免疫学的検討(第15回日本心身医学会北海道地方会演題抄録)
- うつ病患者における胆嚢収縮能の検討 : 第14回日本心身医学会北海道地方会演題抄録
- うつ病患者にみられたマクロアミラーゼ血症の1例 : 第14回日本心身医学会北海道地方会演題抄録
- II-C-51 肝化学発癌過程に及ぼすストレスの影響 : 免疫学的検討を中心に(基礎II-免疫-)
- II-E-28 "免疫学的ストレス"時におけるインスリン分泌 : インターロイキン-1の関与(基礎II(精神薬理・神経化学))
- II-E-24 反復拘束ストレスと寒冷ストレスとの間における交叉適応 : 視床下部一下垂体系からの検討(基礎II(精神薬理・神経化学))
- IC-16 思春期心身症患者の問題点(その1) : 家族関係 : とくに母子関係について(第23回日本心身医学会総会一般演題に関する質疑応答)
- 治療に工夫を要した心因性痙性斜頚の治癒例(運動系)
- 心因性失声2例の治療経験(耳鼻・音声)
- 思春期心身症患者の問題点(その1)(小児(2)) : 家族関係-とくに母子関係について
- 急性胃病変 (最新薬物療法--処方を中心として) -- (消化管)
- レ-ザ-による止血(付)難治性胃潰瘍のレ-ザ-療法 (消化性潰瘍--最近の治療) -- (非手術的止血)
- 子どもの消化性潰瘍 (子どもの心とからだ)
- 消化器科領域と心身症 (心身症) -- (心身症の臨床)
- 喫煙と消化器 (喫煙か健康か)
- I-C-6 摂食行動とインターロイキン-1(摂食障害II-背食障害の生理-2-)(一般口演)
- 消化器ガス症候群の心身医学考察(第22回日本心身医学会総会一般演題に関する質疑応答)
- 円形脱毛症の心身医学的考察(第22回日本心身医学会総会一般演題に関する質疑応答)
- 管疾患の心身医学的研究 : 実験的研究を含めて
- IIC-28 消化器ガス症候群の心身医学的考察(消化器)
- 吐血・下血(第31回日本老年医学会記録--教育講演 高齢者の主要徴候とその対策)
- 円形脱毛症の心身医学的考察
- IIC-24 円形脱毛症の心身医学的考察(皮膚科)
- プライマリ・ケアにおける心身医学的考慮の必要性と問題点(プライマリ・ケアと心身医学)
- プライマリ・ケアにおける心身医学的考慮の必要性と問題点(IIプライマリ・ケアと心身医学)
- AI-5 ストレスと肝臓-実験的および臨床的研究(第2報)(第20回日本心身医学会総会一般演題に関する質疑応答)
- A I-5 ストレスと肝臓 : 実験的および臨床的研究(第2報)(消化器)
- AI-26. 人工肛門患者の心身医学的考察(絶食療法・バイオフィードバック)(第19回日本心身医学会総会抄録・質疑応答)
- AI-23. ストレスと肝臓 : 実験的および臨床的研究(第1報)(絶食療法・バイオフィードバック)(第19回日本心身医学会総会抄録・質疑応答)
- ストレス潰瘍についての臨床的研究
- I-B-24 ストレスとインターロイキン-1(第2報)(免疫)(一般口演)
- 病態子供の消化性潰瘍
- 北海道における腸型ベ-チエット病の検討
- エキノコックス症の今日的問題点--蔓延の恐れとその対策(特別講演) (第40回日本農村医学会総会特集)