情報活用能力の育成についての考察と実践
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概要
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情報教育の必要性が叫ばれる中で,学校教育現場では情報機器に対するリテラシー教育が中心と受け取られる実践が多い中で,敢えて違う視点で実践を行ってきている.今後,義務教育にある生徒にとって必要なことは,いくらでも手に入る膨大な情報をどう理解するかである.そしてそういう操作においての人間としての倫理の問題である.従ってそこに焦点をあてた授業実践を行った.その結果,やはり操作技能については,得意な生徒が操作をいち早く理解し,他の生徒に教えていくので教師が指導する必要はほとんどない.むしろ必要なのは,生徒によるゆきすぎた部分(影)にストップをかけ,それを全体で振り返らせていく指導である.この方法が情報教育においては,もっとも効果的である.
- 日本教育情報学会の論文
- 2000-11-11
著者
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