これからの情報処理教育はどうあるべきか
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概要
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今日の情報処理教育は目的のない、多様化した無作為の教育であるといえる。その原因は社会情勢に追いついていけない教育の方法とコンピュータ教育との混同が挙げられよう。情報処理教育には、送り手(学校)と受けて(企業)の対応、教えるもの(教員)と教えられるもの(学生)との接点、更には彼らに必要な情報処理に対する適応性、もっと端的に言えば発想力と表現力に代表される資質が重要なポイントになってくると思う。 本論はこれらの要因について分析するとともに、これからの情報処理教育のあり方などについて考察する。
- 日本教育情報学会の論文
- 1993-07-27