気功 : 閉息呼吸法が生理変動に及ぼす影響について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
気功は、中国に古来から伝わる伝統的な健康法と治療法の一つである。調息(呼吸を整えること)は、気功法の中の一方法である。我々はかつて気功の訓練によって、呼吸が著しく減少し、呼気時間は、吸気より長くなることを観測した。閉息呼吸法は、気功法の一つで、身体の「気」のエネルギーのアップと血液循環の改善などの効果があると言われている。本研究では、閉息呼吸法によって調息の鍛練を行い、その効果を皮膚温及び脳波、呼吸、心電図、脈拍などの測定によって検討を行った。その結果、手足の皮膚温は著しく上昇し、脳と自律神経系の働きが深いリラックス状態に入ることを示した。さらに本報告ではこの閉息呼吸法の生理的なメカニズムについても検討を行った。
- 1999-09-01
著者
-
朝山 正己
中京女子大学健康科学部
-
沈 再文
中京女子大学 健康科学部
-
刀禰 明子
中京女子大学 健康科学部
-
朝山 正己
中京女子 大学健康科学部
-
刀禰 明子
中京女子大学健康科学部
-
朝山 正己
中京女大 健康科学
-
沈 再文
中京女子大学健康科学部
-
沈 再文
中京女子大学
関連論文
- 体育専攻女子大学生のボディ・イメージの特徴について
- 閉息呼吸法による大脳皮質の活動状態の変化(第15回生命情報科学シンポジウム)
- 「日常生活における熱中症予防指針」 Ver. 1
- 気功 : 閉息呼吸法が生理変動に及ぼす影響について
- 色の視覚刺激による、脳波及び皮膚温などの生理機能に及ぼす影響について
- 外気発功による生理機能の変化について
- 403. 高所トレーニングが実業団女子長距離選手の血液性状並びに身体組成に及ぼす影響(トレーニング,一般口演,第63回日本体力医学会大会)
- 成人女性の月経周期と基礎体温の変動について
- 273.暑熱環境下のサッカー練習と試合時の環境温度と発汗量、飲水量について(環境)
- 糖尿病発症のNODマウスに対する気功外気の影響