保護者との共同と障害児学校教職員の専門性(<特集>障害児教育教員の専門性)
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概要
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障害の重い子どもたちも養護学校高等部に進学できるようになるなど、障害児教育が歴史的に進歩するとともに、保護者の教育要求は、教育条件だけでなく、教育内容に関して高まりを見せている。それは、障害児学校教員の専門性に関わる要求にもつながっている。 障害児学校教員は、その専門性を高めるために、特定の障害カテゴリーに一定期間専念し、その分野の教育実践力量を高めることが重要である。しかし、それと同時に、障害をもつ子どもへの人間的共感や、発達要求への理解が求められる。専門性という養護が、教員と国民を分断する道具になってはならない。
- 全国障害者問題研究会の論文