欠格条項の見直しの現状と課題(<特集>障害者の人権保障と法的問題)
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概要
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日本政府は,2003年に公表した『平成15年版障害者白書』において,障害があることを理由に免許取得やサービス利用を制限する「欠格条項」について,99年に改廃対象と決めた63制度のうち,医師免許など計62制度の見直しを終えたことを報告している.しかし障害者欠格条項の見直しは,これだけで十分というわけではない.障害者の完全参加と平等の実現のためには,まだまだ多くの分野に残された欠格条項の見直しが必要である.またその見直しの方針についても,国際的な障害者差別禁止法や国連の障害者権利条約の動向を見るとき,根本的な発想の転換が必要となっている.
- 全国障害者問題研究会の論文
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