センチニクバエとニクバエ幼虫によるハエ症の1例
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概要
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ハエの幼虫が偶発的にヒトの内部または外部寄生虫として病害を起こす. ハエ幼虫の寄生部位は消化管が最も多く,食物にハエが産卵して知らないで食べて腹痛などの症状を起こす場合がある. また,損傷面などにハエが卵あるいは幼虫を産みつける. 原因となるハエの種類は多種に及ぶ. 寄生した後,細菌あるいは真菌感染による膿皮症に合併する場合も報告されている. この他ハエ幼虫が肺に寄生した症例があるが,特記すべき症例はなかった(加納他, 1997;Komori et al.,1978). 我々は,肺癌の治療中にハエ幼虫が寄生した例を経験したので報告する.
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