「花神」訳註(5) : 石川鴻斎『夜窓鬼談』(上)より
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概要
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幕末から明治大正にかけての漢学者石川鴻斎(一八三三-一九一八)の怪異小説『夜窓鬼談』については、国立国会図書館蔵の上下二巻二冊の活字本で見ることができる。文章は漢文で書かれているが、題材は例外を除いてすべて日本に取られている。その意味では和漢文学の比較研究の対象として取りあげるには恰好の作品だと言ってよい。そこで本稿では全文に現代語訳・訓読・註を施すことにした。前号に引き続き、今回は第五回目として「花神」を扱う。底本の紹介および凡例は、第一回(本誌十九巻第二号、一九九七年一〇月)を参照されたい。
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