土質材料の材料非線形不規則振動における確率密度関数の適用
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概要
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本論文は土質材料の材料非線形不規則振動応答に,Fokker-Planck方程式より導かれる確率密度関数を用いて種々の重要な統計量を求めたものである。すなわち,これらの理論式は一つのパラメータaで表現し得,aの値を変化させて種々の非線形性の度合を規定できうるところに特徴がある。筆者はこの曲線群を,変位確率密度関数についてはガウス分布と,ピーク分布関数についてはレイリー分布関数と比較・検討した。さらに,実際の動的変位記録に対しての適合性を検討する為x^2検定を行った。その結果は,従来用いられているガウス分布・レイリー分布モデルより本論文で提案しているモデルの方が,上述のデータに対しては優れていることが判明した。
- 岐阜大学の論文
- 1984-12-15
著者
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