同軸交差コリニアアンテナの一設計法 : 素子接続部断面の最適寸法について
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概要
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同輔交差コリニアアンテナの構造は、半波長の同軸素子を直線上に数段直列に配列し、内導体と外導体を互いに交差して接続する。同軸素子の外側表面には、同位相、同振幅の電流がのり水平面内で無指向性、垂直面内で水平方向に鋭い指向性を持つように工夫したアンテナである。このアンテナの設計法について我々は、既に提案[12]をしている。即ちアンテナの放射素子に用いる同軸素子#1の線路のインピーダンスが適当な値に選ばれた場合、素子の長さとアンテナの固有周波数の間に一定の関数関係が存在する。更に内導体の幾何学的条件を変えて実験を行ったとき、アンテナ素子を形成する#1の同軸線の断面の不規則、または誘電率の変動がアンテナの固有周波数に大きく影響し、その変化は素子を形成する外導体と内導体の長さに一定の関数をもって表される事が判った[11][13]。本論文では,アンテナの放射素子に用いる同軸素子#1の内導体断面の形状をパラメータにおき、実験的に断面形状の長さとアンテナの固有周波数との変化について考察する。
- 崇城大学の論文
著者
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東 聖一
崇城大学 電子情報ネットワーク学科
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東 聖一
崇城大学電子情報ネットワーク工学科
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前田 潔志
崇城大学電気電子工学専攻
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中村 弘明
崇城大学電気電子工学専攻
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豊増 考乃
久留米大学
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中山 義崇
崇城大学電子情報ネットワーク工学科
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