子どものまちづくり実践 : 商店街(安慶名市場)の活性化を考える
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概要
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本報告は,子どもによるまちづくりへの参画の可能性を探ることを目的とした実践記録である。聞き取り調査等から,子どもの住む"地域""まち"の切実な問題のひとつとして,校区内にある商店街(安慶名市場)の空洞化問題が浮き彫りとなった。以後,子どもの活動は,(1)商店街の活性化を願い,市場近郊でボランティア活動を展開したこと,(2)将来の安慶名地区の創造図(夢と希望のまち あげな)を制作し市長部局へ提案したこと,(3)子ども主催の「あげな子ども市場」を開催することで,学校と地域の連携による地域活性化の一方策を提案したことである。子どもが"まち"の問題を発見し,子どもの視点から地域の活性化を試みた点が,本実践の特徴である。
- 2001-03-23
著者
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