<速報>骨粗鬆症判定のための音響的組織評価法
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概要
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骨粗鬆症は, 今後急速に進む高齢化社会において寝たきり状態を作り出す大きな要因の一つである。この原因となる骨密度の減少は30代頃から始まり, 一度骨量が減少してしまうと回復は難しいと言われている。従って早期に手軽に骨の状態を知る事が大切である。本報告は衝撃音響振動を骨に与えて, それに対する骨の反応から骨の状態を手軽に知ることのできるスクリーニング装置の基本的な可能性を実験的に検討した結果を報告している。すなわち衝撃力の波形, 骨を伝搬した振動波形の比較, 周波数分布の変化等を骨組成に類似したファントムで実験的に求め, 簡易な骨量測定のための装置の可能性を述べている。
- 鈴鹿医療科学大学の論文
- 1998-03-30
著者
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木下 雅道
鈴鹿医療科学技術大学 医用工学部 医用電子工学科
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谷川 敬一郎
鈴鹿医療科学大学 医療栄養学科
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谷川 敬一郎
鈴鹿医療科学技術大学医療栄養学科
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斉藤 興治
鈴鹿医療科学技術大学 医用工学部 医用電子工学科
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高橋 忍
鈴鹿医療科学技術大学 医用工学部 医用電子工学科:(現)東芝メディカル株式会社
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波田 雄平
鈴鹿医療科学技術大学 医用工学部 医用電子工学科
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久野 秀裕
鈴鹿医療科学技術大学 医用工学部 医用電子工学科
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北川 賢吾
鈴鹿医療科学技術大学 医用工学部 医用電子工学科
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大橋 信介
鈴鹿医療科学技術大学 医用工学部 医用電子工学科
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肥田 佳
鈴鹿医療科学技術大学 医用工学部 医用電子工学科
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