<研究ノート>食生活の主体を中食に置く消費者の食塩摂取量に関する考察
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概要
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近年,中食を利用する消費者が急増しているが,調理済食品は一般的に塩分が多いといわれる。健 : 康面から食塩の過剰摂取が懸念されるので,中食を食生活の主体とした場合の食塩摂取量について検討した。消費者にとって中食からの食塩摂取の目安となる表示値は信頼できると判断された。そこで,中食を昼食・夕食に実際に利用した実例及びモデル献立について,表示値に基づいて食塩摂取量を検討したところ,現在我が国において望ましいとされている1日10g以下という数値を大幅に越える例が多いことが判明した。消費者が中食を利用する際には表示値をよく見て,食塩の過剰摂取にならぬよう食品の組み合わせに注意することが必要と思われる。
- 鎌倉女子大学の論文
- 2002-03-31
著者
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