ブラウニングとハーディの Murder Poem 二篇 : 「愛と死」についての一考察
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概要
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R.BrowningとT.Hardyは共に人間生活においてthestrongestinstinctである恋愛にすがた深い関心を抱き男女の愛の様相を数多くdramaticmonologueの手法で語っている.愛に対する二人の詩人の姿勢には, Browningは愛を甘美なものと捉えoptimisticにromanticに謳い, Hardyは冷酷なものと捉えpessimisticにrealisticに謳っている点では相違があるように思える.しかし愛の本質の捉え方は基本的には同じであることに着眼し, ここでは同一テーマである二つのmurderpoemを取り上げ比較・解説することで, その問題点を明白にするのが目的である.
- 川崎医療福祉大学の論文
著者
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