スカートにおける作図上の問題点 ダックスカートにおけるタック分量とタック線の傾斜について(第2報)
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概要
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前回に引き続き,今回もタックスカートに着目し,試着実験を中心に研究を進めた。今回は,タック線の傾斜値を授業にどう取り入れたらよいかということを主な目的としたが,ミドルヒップラインの位置で後ろスカートが0.8cm,前スカートが0.6cmという一応の基本とすべき数値を得ることが出来た。今後はこの数値を取り入れた作図をもとに授業を進め,効果の過程を追求していきたいと考えている。また,自分の体型やサイズを把握すること,あるいは,衣服のシルエットをより美しく表現するためには,ファンデーションにより体型をどう整えたら良いかを考えることが,立体構成の基本として特に大切であることを理解させるとともに,個別製作時あるいは既製服購入時にその知識を最大限に活かしていけるよう指導していきたいと考えている。
- 和洋女子大学の論文
- 1997-03-31
著者
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