日本の住まいと広場と公園 : その相関関係に見る秩序

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概要

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• 本研究は住居・広場・公園の相関関係考察の基点を組積造・架構造に起因する空間概念におき,両者の比較考察を行なった。架構造である日本の住まいを「オク」の秩序と「オモテ」の秩序に分けて考察し,「オモテ」の秩序にあってはこれを「広場」の機能と同質であるとし,さらにこれを社寺境内と結ぶことによって「公園」の機能とした。明治政府が公園の制定に当り,大名屋敷庭園と社寺境内を取り上げた経緯を述べ,今後の住居・広場・公園のありかたを展望した。

• 1995-03-31

著者

• 稲次 敏郎

  宝塚造形芸術大学

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