保護者とのパートナーシップを重視した個に応じた支援(1) : 各ライフステージでの一貫性のある支援をめざした実践
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概要
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本論は,知的な障害を併せもつ弱視生徒3名に,「一貫性のある支援」と「学習成果の般化」のために,"保護者とのパートナーシップ"を構築し,それに基づく実践の充実を目標に設定し,約2年半支援した重複学級の実践報告である。従来からある保護者と教員間の実態把握や意識のズレという学校教育の課題を,「情報の専有を解消する」視点で見直しを図り,パートナーである保護者と種々の方策によって情報共有することで,今現在の生活環境への般化・応用をめざした支援を行ってきた。各々の役割と責任,教育への参画方法が明確になり,子どもの現ライフステージにおける生活の充実が図られたことで,子どもの将来を見据えた支援への意識の向上にもつながった。
- 北海道教育大学の論文
- 2002-02-05
著者
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